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李建植(韓国学中央硏究院)

片茂鎭 譯(檀國大 日文科)






1999年からこれまで、韓國學中央硏究院は、朝鮮王室の圖書館であった藏書閣に所藏された資料と、韓國學中央硏究院が編纂・刊行した韓國學關聯硏究の成果を基盤に、韓國學データベースを構築してきた。韓國學データベース

(http://yoksa.aks.ac.kr)の資料がインターネットで無料サービスされているので、誰でもがいつでもどこででも韓國學データベースの資料を活用することができる。

 1999年から2004年までの5次にわたる1段階事業を通して、韓國學データベースは 韓國學知識情報の生態環境を造成するのに主力を注いできた。韓國學中央硏究院を直接訪問することなく藏書閣に所藏された資料が閱覽できるようになり、韓國學データベースは、韓國學硏究における資料を收集する時間と費用の飛躍的な節約に大いに寄与している。韓國學データベースから『韓國口碑文學大系』を編纂する時の底本となった錄取資料がサービスされていることは注目に値するものである。『韓國口碑文學大系』關聯の韓國學硏究がより深化することが期待される。

 2005年から押し進められてきた韓國學データベース構築の2段階事業では、韓國學 知識情報の基盤造成を强化する一方で、韓國學知識情報の生態環境を活性化するのに主力を注いでいる。韓國學知識情報の生態環境を活性化する一環として、個別的にサービスされてきた日記資料を、日付を中心に新しく統合して年代記データベースを構築することにより、すでに構築された資料の活用性を向上させた。また漢字の字形・字音・字意に關する祖先たちの硏究業績を集めて漢字典據データベースを構築することにより、漢文で書かれた韓國學歷史資料の理解を深化させるための土臺を固める一方で、類似した情報を統合することで得られるシナジー効果の極大化を図った。

 韓國學データベースの資料は現在、外の情報化事業の源泉材料に使われている。梨花女子大の人文學硏究所が主管した「化け物キャラクターイメージのコンテンツ開發とシナリオ素材類型の開發」事業(2004年度文化原形事業)、株式會社ヨグムが主管した「安東市地域の傳統文化原形リソースの開發」事業(安東市情報化事業)などは、韓國學データベースの韓國口碑文學大系における錄取資料を活用した情報化事業の一例である。また藝術の殿堂が2005年度に開催した「ハヌル(하늘)天・タ(따)地―千字文と朝鮮人の考え・學習・文字」の展示會では、韓國口碑文學大系の錄取資料6編が展示されたこともある。

 韓國學データベースの資料はなお、韓國學關聯の硏究を活性化するのに大いに寄與している。釜山大學校が硏究責任を持った「이재난고飜譯事業」(2005年度韓國學術振興財團)、韓國藝術綜合學校傳統藝術院の音樂史料講讀會で押し進めている「憲宗武臣進饌儀軌の飜譯書」は、韓國學データベースが提供する資料を土臺に行われる硏究作業である。임치균の「漢祖三姓奇逢」(2003、『精神文化硏究』92)、「河陳兩門錄解題」(2005、『藏書閣』15輯)などの2編の論文と、이지영の「明行貞義錄硏究」(2006、ソウル大學校博士學位論文)の學位論文は、韓國學データベースから提供される樂善齋本ハングル古小說資料を基盤にして行われた業績である。古文書資料を基盤に行われた硏究としては、박준호の「韓國古文書の署名形式に關する硏究」2003、韓國學中央硏究院博士學位論文)、심영환の「朝鮮時代所志類の着官硏究」(2005、『藏書閣』14輯)、이정일の「朝鮮時代慶州府官文書の着官形式の檢討」(『藏書閣』14輯)などの3編の論文がある。

 本格的に調査作業を進めていけばより多くの硏究業績が見つかるものと思われる。このように韓國學データベースは韓國學硏究の多樣な方面や側面から活用されている。







デジタル知識情報はアナログ知識情報より情報檢索が遙かに容易である。これのために1段階の韓國學データベース構築事業では、韓國學關聯デジタル知識情報の組織化とインターネットサービスを通して韓國學知識情報のデジタル生態環境の基盤を造成することに力点をおいた。韓國學データベースから提供される主な資料を簡略に說明する。






 藏書閣古圖書DBは、朝鮮王室の圖書館であった藏書閣に所藏されている古圖書を データベース化したものである。15,517種、本の原文イメージ256萬面と913種3,100冊のテキスト情報がこのデータベースから提供されている。  

宮中儀禮類、謄錄類、五軍營關係資料、樂善齋本ハングル古小說等、宮中の歷史と文化に關連した韓國宮中文化歷史資料が主流をなしている。この資料は史劇などの考證資料に多く活用されうるし、宮中の服飾資料類は傳統服飾の復元などに有効に利用できる。巨帙資料を中心に樂善齋本ハングル古小說資料をテキスト化して、この方面の硏究を振興させようとした。民間レベルで編纂された野史資料及び日記資料がこのデータベースに集成されている。この資料は中央史資料の不足した部分を補充してくれるものである。藏書閣に所藏された八世譜系統の系譜類8種がテキストとしてサービスされているのもこのデータベースの大きな特徵である。

現在、592種に達する古圖書の簡略解題を古圖書原文イメージとテキスト情報を同時にサービスすることにより、古圖書利用者の便宜を図っている。これからは、このような簡略解題の作成を中心に押し進めていく方針である。



古文書DBは、藏書閣に所藏され伝えられてきた王室所藏の古文書と全國の名家に收藏されていた古文書の2種類となっている。藏書閣所藏の古文書は4,557点の原文イメージ資料がサービスされており、全國名家の古文書は15,850点の原文イメージ、 7,030点の原文テキスト、8,883点の解題資料が提供されている。

 財産相續文書、契約文書、法廷訴訟文書、官職任命狀など全國名家の古文書が敎令類、疏箚啓狀類、牒關通報類、證憑類、明文文記類、書簡通告類、置簿記錄類、詩文類、書畵類等に分類されサービスされていて、朝鮮時代の地方社會における生々しい生活相を詳しく知ることができる。

22個家門の目錄は次の通りである。

○ 居昌 草溪鄭氏 桐溪宗宅
○ 慶州 良洞 慶州孫氏 書百堂
○ 慶州崔氏 龍山書院
○ 廣州安氏 順菴宗宅
○ 羅州 會津 羅州林氏 滄溪後孫家
○ 大田 安東金氏 金英漢 所藏本
○ 法興 固城李氏文書
○ 尙州 延安李氏 息山宗宅
○ 尙州 愚山 晋州鄭氏 愚伏宗宅 山水軒
○ 安東 葛田 順興安氏 定峯宗宅
○ 安東 光山金氏 後彫堂
○ 安東 水谷 全州柳氏 ムシル宗宅
○ 安東金氏 老稼齋 金昌業 後孫家
○ 安東金氏 三塘 金瑛 後孫家
○ 驪州李氏 玉山精舍 獨樂堂 古文書
○ 議政府 潘南朴氏 西溪宗宅
○ 仁同張氏 旅軒宗宅
○ 周村 眞城李氏文書
○ 晉陽河氏 丹池宗宅
○ 晉州 丹牧 晉陽河氏 丹池宗宅
○ 晋州柳氏 帽山宗宅
○ 咸陽朴氏 九堂宗宅 古文書
○ 海南 尹氏 蓮洞 宗家


古文書の原文イメージはカラー畵像で提供されていて、原本を直接接するかのように資料を閱覽することができる。各古文書ごとに簡單な解題情報を提供することにより、利用の便宜を図っている。




鄕土民俗口述錄取DBでは、わが國最大の音源資料を提供している。227,300分の說話、民謠、舞歌、方言調査などを地域方言として錄取した資料を提供している。鄕土民俗口述錄取DBの錄取資料は、韓國口碑文學大系の錄取資料、韓國方言資料集の錄取資料集、民謠硏究の專門家たちが提供した韓國民謠大觀の錄取資料などの三つの資源を集大成したものである。韓國口碑文學大系の錄取資料は、民謠及び說話硏究のために全國から直接音聲採錄したもので、民謠と說話の地域的差異の硏究に大変有意義な資料である。韓國方言資料集の錄取資料は、全國各地の方言を採錄した音聲資料で、現代國語の語源と、消えかかっている方言の地域的差異を硏究する上でとても貴重な資料である。それから韓國民謠大觀の錄取資料は、民謠の硏究者たちが全國各地から採錄した民謠資料である。

 

 韓國口碑文學大系における錄取資料の轉寫テキストが同時にサービスされていて、資料の活用に大いに役立っている。特に韓國民謠大觀資料の800曲の民謠に關しては、採譜作業による樂譜イメージをサービスしていて、資料の活用に便利である。



韓國文化畵像資料DBは、韓國學中央硏究院が『民族文化大百科事典』を編纂する時 收集した、韓國文化關連フィルム資料90,000カットのうち、『民族文化大百科事典』 の編纂に用いられなかったフィルム28,350カットをデジタル化してデータベース化したものである。寫眞資料を主題に從って分類し、簡單な說明を付して利用の便宜を図ったものである。



韓國史基礎辭典DBは、韓國の歷史・文化と關連した主な用語を槪念、人物、地名、文獻、作品、制度、團體、事件、行事、遺物、遺跡、思想等に區分し說明した資料を データベース化したものである。2,882項目の用語が詳しい說明資料とともにサービスされている。





1段階の事業として知識情報の生態環境の基盤が造成されたものを土台にして、2段階においては、すでに構築された資料の情報の活用性を高揚させて、知識情報の生態環境の活性化方案を摸索している。生態環境の活性化はこれまでは摸索の段階であるが、漸次擴大させていく予定である。これまで開發された知識情報の生態環境の活性化方案は次の通りである。



 2005年度の事業において、その間個別的に構築された日記資料が日付を中心に統合的に構築された。該当する日付と關連した旣構築資料が容易に閱覽できるようになり 情報檢索が便利になった。



儀軌類の古圖書には宮中の儀式に使われた各種の物品、道具、服裝等が精巧に繪で書かれており、王樣の行列を描寫した班次圖が收錄されている。朝鮮時代の宮中の儀式と文化に關心のある利用者のために、これらの繪を中心にデータベースを構築してサービスしている。887件の物品圖と班次圖が簡單な說明とともに提供されている。




 樂善齋本ハングル古小說のテキスト化作業の時は漢字語の復元も同時に進められてきた。多くの古小說に散らばっている、復元された漢字語を集めてデータベースを構成した。このデータベースは國語辭典編纂に緊要に使われるものと期待される。現在は27,333個の四字成語の漢字語が用例とともにサービスされている。




古文書の簡札類には民間處方に關する書簡の內容が散見する。2005年度の事業ではこのようなものを集めて、『東醫寶鑑』の分類に從って99件をサービスしている。 サービス件數は今のところ少ないが、代替醫學の發展に役立つ貴重な知識情報である。




 2006年度の事業においては、漢文で書かれた漢籍テキストの電算化のために、祖先や中國における漢字の字形・字音・字意に關する硏究業績などを集成して、漢字典據 DBを構築しサービスしている。『全韻玉篇』『字彙』の正字俗字對照目錄、『正子俗字對照表』『字彙』と『康熙字典』の辨似字目錄、『字典釋要』、訂正增補『新玉篇』『新字典』『訓蒙字會』『新增類合』、靈藏寺板『類合』『註解千字文』『石峰千字文』『百聯抄解』など14種の文獻から漢字關聯の情報を抽出してデータベースを 構成した。

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